募集要項 応募する
採用情報サイト

社長メッセージ

鉄くずを社会インフラへ。リサイクル企業のパイオニアです。

私たち伊藤製鐵所は、役目を終えた鉄スクラップを電気炉で鉄筋に再生し、再度社会に送り出すリサイクル企業です。

1937(昭和12)年に街の鉄スクラップ会社として創業して以来、各種の鉄筋づくりを通じて社会に貢献してきました。
他社が鉄鉱石から高炉で製造していた時代、私たちはCO2の排出量が少ない電気炉を使い、鉄スクラップからインフラの基盤となる鉄筋の製造を始めたパイオニアです。

看板商品は、1962(昭和37)年に他社に先駆け開発した高張力異形棒鋼の「ONICON(オニコン)」です。
今では高張力異形棒鋼の定番ブランドとして高い評価をいただき、マンションやオフィスビル、学校、病院、鉄道、道路、橋、トンネルなど、日本各地の構造物に使用されています。

合言葉は「Go for it」。
創業以来のチャレンジ精神を貫きます。

私たちは「いかなる環境にあっても、顧客の要求する品質の製品を安定した品質管理システムのもとに製造し、供給する」を企業理念としています。
実績に奢ることなく、どんな鉄スクラップからも最良の製品を作って提供していくため、社内で掲げている言葉があります。

それは「Go for it」。

「挑戦しよう」「さあ、いくぞ」「やるしかない」などの想いがあるスローガンで、「どこも作らないものを作ろう」、「誰もやらないことをやろう」という創業以来続くチャレンジ精神を貫く宣言です。
かつて創業者は、鉄スクラップを集めて売ろうとしたところ、「そんな鉄クズは買い取れない」と言われたことが悔しく、鉄スクラップから最良の鉄製品を作る今の事業を始めました。
「ONICON」を開発したのも、当時他社が手掛けていなかったグレードの高いものを作ろうとしたからです。

鉄スクラップから電気炉で製造した異形棒鋼は、当初なかなか認めてもらえませんでした。
しかし、数々の実験を繰り返してデータを蓄積して案内していくうち、徐々に各方面で認めてもらえるようになり、今では日本各地で使用して頂けるようになりました。

人が大事。責任と自覚をもった社員がよりよい製品を世に送り出します。

私たちの製品は構造物の中に使用されるので、最終的にはコンクリートなどの中に隠れて製品の姿が見えなくなります。
世の中で直接目にする機会がないため、あえて社員に向けて機会があるたびに自分たちの仕事の重要性を伝えています。
私たちの仕事は、私たちが作った製品で世の中の構造物を支えている「縁の下の力持ち」だと。

また、社員の教育訓練や研修会も盛んで、資格取得も奨励しているほか、業務改善の提案をして発表し合う機会も定期的に設けています。
よりよい職場環境と最良の製品を作るため、みんなでさまざまな改善提案を考え、取り入れていくようにしています。
職場はどの部署も和やかな雰囲気で、和気藹々としながらも真剣に仕事へ向き合っています。

良い製品を作るには、社員の意識と職場の風土が大切です。
社員一人ひとり、資源リサイクルを通じて街を見えないところで支えているという自覚を持ち、チームワークで最良の製品を世に送り出しています。
各人のチャレンジ精神と責任感と人への気遣いが、高い技術力と優れた設備、独自の品質管理システムを生み出し、社会環境とお客様の多彩なニーズにお応えしています。
これからも社会に役立ち、社会の発展に貢献できるよう、私たち社員全員でさらなる前進を続けていきます。

代表取締役社長
伊藤 壽健

1984年度入社、東京都出身。趣味はサーフィンと釣り。
休日はトライアスロンの大会出場に備え、
ジム通いやランニングなどに励む。