環境への取り組み
環境方針
基本理念
伊藤製鐵所は、鉄資源を主原料とし、少ない環境負荷で、高品質な製品を生み出すリサイクル企業として、
- 事業活動が地域及び地球環境に与える影響を十分に認識し、環境への負荷の低減を継続的に推進することにより、企業の社会的責任を果たすとともに、地域社会に信頼され、豊かな社会創りに貢献していくことを目指します。
- 高い技術を用いて循環型社会の構築はもとより、工事現場での施工が大幅に軽減される製品の開発により、環境負荷の低減に大きく貢献していくことを目指します。
行動指針
1. 企業責任の遂行
事業活動が地域及び地球環境に与える影響を認識し、環境保全に関連する法規・規制、及び当社が同意するその他の要求事項を遵守します。
2. 環境負荷の低減
環境負荷の低減のため、省エネルギー・省資源化はもとより廃棄物の削減、リサイクル化を推進します。
また、脱炭素社会の実現に向け、電気炉メーカーの利点を大いに発揮することで、CO2削減・環境負荷改善に積極的に取り組みます。
3. 環境管理体制
環境方針を達成するため、環境目的・目標を定め、環境マネジメントシステムの継続的改善に努めます。
4. 地域社会との調和と連携
社内外に対して環境保護に関する情報提供を行い、啓発活動の推進に努めます。
併せて、地域社会や従業員の職場改善に取り組みます。
5. 社員等の教育
社員等の教育・訓練を通して、環境方針を周知徹底するとともに環境負荷低減への取り組みの向上を図ります。
更新日:2021年7月1日
作成者:株式会社伊藤製鐵所
EMS管理責任者
環境に配慮した鉄筋メーカーを志向
当社が手掛ける鋼材製造は、歴史のあるリサイクル事業です。地球規模での環境保護への取り組みが急務とされている現在、当社は責任ある企業市民の一員として、環境対策への努力を惜しみません。
具体的には、独自に開発した集塵装置の導入。製造工程で排出される煤煙や粉塵の大幅な削減を実現しています。
さらに、鋳造後、約1,000℃のビレット温度を利用して均熱・圧延を行う独自の省エネ技術や、工場の原料の受入れ口には放射線検知装置を設置し、原料に放射性物質の混入を防止するなど、製造工程から出荷する製品に対しても徹底した環境管理を実施しています。
「鐵鋼スラグ協会」ガイドラインの遵守
当社の鉄鋼スラグ製品は、「鐵鋼スラグ協会」ガイドラインに基づき作成した管理マニュアルを整備し、筑波工場、石巻工場の両工場において、管理マニュアルに従い厳重な品質管理のもと、製造、出荷しております。
なお、「鐵鋼スラグ協会」が作成したガイドラインは、「鐵鋼スラグ協会」のホームページをご参照下さい。
http://www.slg.jp/activity/guideline.html
エネルギー使用合理化に向けた中長期計画を策定
当社は、省エネ設備の導入や運用改善を通じて、毎年、前年度比1%以上のエネルギー原単位の削減を目指しています。